好きなものに囲まれたい。シンプルで効率よく生活をしたい。でも現実は・・・ちょっとずつちょとずつQOLを上げていけたらいいな。そんな新米主婦のたわごとブログ。
ロストフード [日々のつれづれ]
本日,夕方NHKで放送された番組「報道首都圏」
首都圏向けの番組だからもしかしたらそれ以外の地域では放送されなかったのかしら・・・
本日のお題は「“もったいない”をどういかす~日本の“食”~」ということで,無駄にされている食べ物たちの話でした・・・。
食糧自給率先進国ワースト1位の日本は,お金の力で外国から食料を買っています。
その食料(勿論食べられるもの)が年間2000万トンも廃棄されているという事実に愕然・・・
前半は,そうしたスーパーなどから出る廃棄食品を生活困窮者にまわす取り組みが紹介されていたのですが,後半部分が身につまされるというか何というか・・・
廃棄食品の約3分の1は,家庭から捨てられた食品だというのです・・・
うわあああああ
半額やセールにつられてついつい買ってしまって,結局,食べきれなかったり,冷蔵庫に突っ込んで忘れてしまったり・・・そんなことってありがちですよね・・・
入院前は忙しさにかまけてそんなことが沢山・・・
今,退院してからは,以前にも書いたように買い物になかなか行けないこともあって,効率よく食材を使いまわさなければならない必要に迫られて,かなり無駄がなくなりました
というか,購入したものに関しては,ほとんどなくなりました。
そう・・・我が家ではこの購入したもの,というのが・・・
ごめんなさい・・・
本日は,独活が食べきれずにロストフードに・・・
独活は購入したものではありません・・・自宅の庭先で採れたもの。
「独活の大木」にならないようにせっせと採るのは良いけれど,食べきれません・・・
そして,ちょっと前は玉葱・・・
コンテナで2〜3個の収穫を家族3人で消費するのはかなり限界が・・・
家庭菜園を越える生産する側だと,本当に残念ながら食べきれないんですよね・・・
じゃぁ,余っているなら売ればいいじゃん,という意見もあると思いますが,それが簡単にできない事情もロストフードを生んでいる要因の1つだと思うのです。
例えば,市場で売るためには商業的に売れるものでなければなりません。鮮度はもちろんのこと曲がった胡瓜や編み目のかかっていないメロンは二束三文。更に,きちんと決められた箱や袋でないといけないといけないのです。
1箱15円の段ボールで出荷しなければならない野菜が5円くらいにしかならないときが本当にあるのです
生産者としては・・・
番組では賞味期限1〜2日前の食品が廃棄されたり,缶がちょっと凹んだ缶詰や缶詰が入っていた箱が破れて(中身は無事)売れなくなったなどなどの品物たちが続々と登場。
消費者の心理って怖いです。
綺麗なもの見た目が美しいもの,新しいものが一番良い。
こうした心理がいろんな意味で廃棄食材を生むんだなぁ。
だから,いくら生産者が直に売ろうとしても限度がありますよね。
道の駅とか産直のお店に卸すのも色々あるしねぇ・・・
という感じで,言い訳がましく・・・我が家の食べきれない食材は足下にあったという現実が・・・
まして今は放射能の問題もあるので・・・
これらはうまく土に返ってくれれば・・・
あとは,頂き物が我が家を苦しめています・・・
本日もメロンが2箱届きました・・・3人家族なのに・・・
今回は綺麗な箱だったけれど,よく品質は問題ないけど売れない野菜とか果物が頂きます・・・上記のような理由で・・・こうなると親戚や知人にお裾分けするしか手はないのです・・・
でも沢山もらっちゃうんですよね・・・
ありがたいし,嬉しいけれど,メロン10個を前に途方にくれる私・・・
運良く夕方,親戚の小父さんが来たのでお裾分けできてほっと一息です
こういう風にうまく処理できればいいのだけれど,なかなかそうはいかない現実が・・・
自分の管理できる範囲の食材しか持たない
これが私の目指したいもの。
今の時代,必要ならすぐに買い物に行って手に入るので,家にストックする食材は自分の能力に見合う分だけにして,きっちり食べきる。
野菜を沢山作れるのも父がいるからで,先々のことを考えると,独活や筍の類はともかくとして,作りすぎて食べきれないと言うことはなくなっていくと思います。
それはそれで寂しくて悲しいことだけど,きっとそれが現実。
だから,取りあえず今の目標は,買った食材はうまくストックして使い切って。多くもらいすぎたときは他にうまくまわして。
無駄なくシンプルに生活できると良いな。
それにしても。
大学時代の恩師の言葉。(私は日本史系ゼミにいました)
日本の歴史の中で,日本人が飢えなくなったのは高度成長期以降のほんのこの数十年のことなんだよ。
戦前生まれの恩師は余計にそのことが身につまされていたらっしゃたのでしょう。
これだけ文明が繁栄しては滅んでいくのが繰り返されてきた中で,日本は一体いつまでこの状態を続けられるのでしょうか?
本日読み終わった本。
マヤ文明の中核都市であったティカルは,繁栄しすぎたことによって飽和状態になり,それまでうまくいっていた自然とのバランスが崩れ,増えすぎた人口を養えず滅びたそうです。
日本の飽食時代が一体いつまで続くのかとても不安になった本日でした。
だからというわけではないけれど,それに慣れることなく自分の必要な分だけでうまく生活できるようにしていきたいと思ってしまうのです。
首都圏向けの番組だからもしかしたらそれ以外の地域では放送されなかったのかしら・・・
本日のお題は「“もったいない”をどういかす~日本の“食”~」ということで,無駄にされている食べ物たちの話でした・・・。
食糧自給率先進国ワースト1位の日本は,お金の力で外国から食料を買っています。
その食料(勿論食べられるもの)が年間2000万トンも廃棄されているという事実に愕然・・・
前半は,そうしたスーパーなどから出る廃棄食品を生活困窮者にまわす取り組みが紹介されていたのですが,後半部分が身につまされるというか何というか・・・
廃棄食品の約3分の1は,家庭から捨てられた食品だというのです・・・
うわあああああ
半額やセールにつられてついつい買ってしまって,結局,食べきれなかったり,冷蔵庫に突っ込んで忘れてしまったり・・・そんなことってありがちですよね・・・
入院前は忙しさにかまけてそんなことが沢山・・・
今,退院してからは,以前にも書いたように買い物になかなか行けないこともあって,効率よく食材を使いまわさなければならない必要に迫られて,かなり無駄がなくなりました
というか,購入したものに関しては,ほとんどなくなりました。
そう・・・我が家ではこの購入したもの,というのが・・・
ごめんなさい・・・
本日は,独活が食べきれずにロストフードに・・・
独活は購入したものではありません・・・自宅の庭先で採れたもの。
「独活の大木」にならないようにせっせと採るのは良いけれど,食べきれません・・・
そして,ちょっと前は玉葱・・・
コンテナで2〜3個の収穫を家族3人で消費するのはかなり限界が・・・
家庭菜園を越える生産する側だと,本当に残念ながら食べきれないんですよね・・・
じゃぁ,余っているなら売ればいいじゃん,という意見もあると思いますが,それが簡単にできない事情もロストフードを生んでいる要因の1つだと思うのです。
例えば,市場で売るためには商業的に売れるものでなければなりません。鮮度はもちろんのこと曲がった胡瓜や編み目のかかっていないメロンは二束三文。更に,きちんと決められた箱や袋でないといけないといけないのです。
1箱15円の段ボールで出荷しなければならない野菜が5円くらいにしかならないときが本当にあるのです
生産者としては・・・
番組では賞味期限1〜2日前の食品が廃棄されたり,缶がちょっと凹んだ缶詰や缶詰が入っていた箱が破れて(中身は無事)売れなくなったなどなどの品物たちが続々と登場。
消費者の心理って怖いです。
綺麗なもの見た目が美しいもの,新しいものが一番良い。
こうした心理がいろんな意味で廃棄食材を生むんだなぁ。
だから,いくら生産者が直に売ろうとしても限度がありますよね。
道の駅とか産直のお店に卸すのも色々あるしねぇ・・・
という感じで,言い訳がましく・・・我が家の食べきれない食材は足下にあったという現実が・・・
まして今は放射能の問題もあるので・・・
これらはうまく土に返ってくれれば・・・
あとは,頂き物が我が家を苦しめています・・・
本日もメロンが2箱届きました・・・3人家族なのに・・・
今回は綺麗な箱だったけれど,よく品質は問題ないけど売れない野菜とか果物が頂きます・・・上記のような理由で・・・こうなると親戚や知人にお裾分けするしか手はないのです・・・
でも沢山もらっちゃうんですよね・・・
ありがたいし,嬉しいけれど,メロン10個を前に途方にくれる私・・・
運良く夕方,親戚の小父さんが来たのでお裾分けできてほっと一息です
こういう風にうまく処理できればいいのだけれど,なかなかそうはいかない現実が・・・
自分の管理できる範囲の食材しか持たない
これが私の目指したいもの。
今の時代,必要ならすぐに買い物に行って手に入るので,家にストックする食材は自分の能力に見合う分だけにして,きっちり食べきる。
野菜を沢山作れるのも父がいるからで,先々のことを考えると,独活や筍の類はともかくとして,作りすぎて食べきれないと言うことはなくなっていくと思います。
それはそれで寂しくて悲しいことだけど,きっとそれが現実。
だから,取りあえず今の目標は,買った食材はうまくストックして使い切って。多くもらいすぎたときは他にうまくまわして。
無駄なくシンプルに生活できると良いな。
それにしても。
大学時代の恩師の言葉。(私は日本史系ゼミにいました)
日本の歴史の中で,日本人が飢えなくなったのは高度成長期以降のほんのこの数十年のことなんだよ。
戦前生まれの恩師は余計にそのことが身につまされていたらっしゃたのでしょう。
これだけ文明が繁栄しては滅んでいくのが繰り返されてきた中で,日本は一体いつまでこの状態を続けられるのでしょうか?
本日読み終わった本。
NHKスペシャル 失われた文明 マヤ (NHKスペシャル失われた文明)
- 作者: 恩田 陸
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
マヤ文明の中核都市であったティカルは,繁栄しすぎたことによって飽和状態になり,それまでうまくいっていた自然とのバランスが崩れ,増えすぎた人口を養えず滅びたそうです。
日本の飽食時代が一体いつまで続くのかとても不安になった本日でした。
だからというわけではないけれど,それに慣れることなく自分の必要な分だけでうまく生活できるようにしていきたいと思ってしまうのです。
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